重量物運搬・パイプ敷設船「JSD 6000」は、ULSTEIN SOC5000をカスタマイズした設計となっています。 全長215mのこのDP3船は、5,000tの旋回式メインクレーンを装備しており、最大水深3,000mでのJ-レイおよびS-レイによるパイプ敷設作業が可能となる。
2014年1月、 シャルジャに拠点を置くペトロファック社は、ウルスタイン・デザイン&ソリューションズB.V.が開発したULSTEIN SOC 5000をカスタマイズした設計に基づく深海デリックレイ船「ペトロファック JSD 6000」を発注した。同船の建造は上海振華重工(ZPMC)造船所に委託された。 ペトロファックは2015年10月、同造船所との建造契約を解除した。
この設計の特徴は、5,000 mtの吊り上げ能力を持つNOV製回転式メインクレーンを備えている点である。 しかし、この船舶を真にユニークなものにしているのは、メインデッキ下部のセンター・ファイアリング・ラインを経由する600 mtのRemacut S-layシステムと、ムーンプールを経由する2,000 mtのIHC EB J-layシステムの組み合わせである。 この 2 デッキ構成は、Ulstein Design & Solutions BV の設計における特徴的なものであり、広々とした障害物のないデッキエリアと、デッキ下での配管製作を可能にしています。
重量物運搬能力、S-Lay 機能、そして中心から外れた大型ムーンプールを介した J-Lay 機能の組み合わせにより、この船舶は深海および SURF 市場、ならびに浅海での EPCI プロジェクトに対応することが可能です。
JSD 6000 号船は、「Seven Borealis」号および「Aegir」号(いずれも稼働中)に続き、ULSTEIN SOC 5000 設計をベースにした 3 隻目のカスタマイズ版です。
2018年4月24日:ペトロファックは、JSD 6000深海デリックレイ船プロジェクトをZPMCに売却する契約を締結した。ペトロファックは、同船の建造に対して技術支援を行う予定である。
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