MTM470は、世界で初めて電子的な運転制御を可能にしたメカニカルシャフトシールシステムです。MTM400のメカニクスをベースに、すでに知られているメカニカルな技術革新と、ソフトウェアで管理された初めてのシステムを組み合わせたもので、メカニカルシールの作動状況をリアルタイムに制御モニターやエンジンルームで直接確認することができます。MTM470に挿入されたセンサーは、半径方向と軸方向の振動、冷却液の温度、冷却液の圧力、摺動面の温度、回転数(毎分)、摩耗(摺動面の劣化度合い)をそれぞれ制御、記録、解析しています。ソフトウェアがこれらの値をすべて記録し、さまざまな言語(CAN BUS、CAN OPEN、TCP / IP)でコマンドモニターに送信し、オペレーターはそれをさまざまな指示で見ることができます。これらのデータは、送信と表示に加えて、最新世代のプロセッサで処理され、現在の状況を考慮したメカニカルシールの残余運動時間を送信するアルゴリズムが働きます。オペレーターは、MTM470の「ライフタイム」表示を、直近1時間、直近12時間、直近1日、直近7日のいずれかに設定することで、気密性監視状態に介入することができます。
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