図1のように、一般的な探照灯は波で船体が揺れると探照灯も同じように揺れて、照
射位置がずれる為、一定目標を照射し続けることは、大変な労力を必要とします。
動揺安定式の探照灯は、
①操作盤で合わせたふ仰角度を記憶する。
②探照灯の傾いた角度を検出して、記憶した角度とのズレを算出する。
③算出した角度差を電気信号に変換してふ仰モータを作動させる。
ことにより、船体が揺れても目標方向を照射し続けることが出来るため、操作する人
の労力を軽減することが出来ます。
(2軸動揺安定式の場合、ジャイロ信号を利用して旋回角度も一定角度を保ちます。)