JRC日本無線のJ-Marine NeCSTが、New Ocean Shipmanagement社が管理するKIRANA NAWA号(プロダクトタンカー、13,200GT)に搭載されました。今後、同社管理船に順次搭載される予定です。
導入前の課題
導入前は、航海士の業務は多岐に渡り、多忙を極めていました
船舶運航における無事故、安全航海は必須であり、航海士は常に緊張感を持って運航業務を遂行しています。しかしながら、航海士の業務は多岐に渡り、航路計画作成や運航作業以外にも、例えばPSC*1に加えて、タンカー固有のSire*2やCDI*3の検船対応や、輸送するタンクの清掃作業*4も行っており、多忙を極めているのが実情です。
このような忙しい業務の中で、当直航海士が運航に関わる作業に、より注力できる環境を作ることが管理会社の重要な責務であり、その解決策として、この度、J-Marine NeCSTが導入されました。
本船では、J-Marine NeCSTを導入することによりブリッジワークの効率化が期待されおり、目指すところは、“船員に優しい船”の実現です。