製品概要全周型スキャニングソナー CSH-10 は、自船周囲の水中状況を即座に把握するための装置です。高周波(標準 83.5 kHz、81.5~85.5 kHz 選択可)とフルデジタルビーム形成により、魚群・海底・水中構造物の識別性能を向上させ、表層近くの魚群検出に有効な鋭いビームを提供します。姿勢センサー標準搭載とフルノのビームスタビライズ技術により、荒天時でも安定した映像を得られます。
対象マーケット主な特長- 新「ティルトインジケータ」— 画面にティルト角、カーソルまでの直線/水平/垂直距離、ビーム探知範囲、ビーム幅の上下端深度を表示し、直感的にエコー位置を把握できます。
- 最大 900 m の探知範囲 — 長距離探知性能を向上(例:約850 m の沈船探知)。姿勢センサーにより旧モデル比で約20%向上。
- ビームスタビライズ — 姿勢センサーと自動ビーム角補正により、送受波ビームを独立して安定化でき、時化時でも安定した探知が可能です。
- 高分解能表示 — オートフィルタとビーム安定化によりノイズを低減し、魚群や海底構造物の識別に有用な鮮明な映像を提供します。
- 魚量マーク機能 — 魚群候補を2件表示し、長さ・幅・面積・推定指標値を示してエコー比較が可能(船速・進路・方位の入力が必要)。
- ターゲットロック機能 — 魚群を自動追尾し、距離・深度・速度・方位を表示。固定位置追尾(Target Mark)と魚群追尾(Fish)の2モードを搭載(航行データ必要)。
- エコーデータ録画・再生 — 静止画/動画を内蔵メモリーまたはオプションの外部記録媒体へ保存し、メニューから再生可能(オプション)。
- 操作部の小型化 — 機能キー、ティルトレバー、RotoKey™、大型トラックボールを備えた小型操作部 SCU-002 により設置と操作が容易です。
- リモート操作(オプション)— レンジ、ティルト角、感度のデッキ操作対応。FSV-854-MK2(有線)、SCU-001(無線、Bluetooth®、最大4台)、SCU-003(上下・電源の簡易操作)を用意。
- 送受波器保護ドームと上下装置 — ストローク 400 mm/600 mm を選択可。上昇/下降時間:400 mm = 7 秒、600 mm = 10 秒。許容船速:常用 20 kn、上下動作時 18 kn。CSH-8L MARK-2 / CSH-5L MARK-2 のハルチューブと互換性あり。
- TZtouchXL シリーズ連携 — TZtouchXL 表示器上でエコー表示、チャート重畳、CSH-10 の操作が可能(ソフトウェア V25.11 以降)。
仕様(主な仕様)- 一般:
スキャン方式: フルデジタルビーム形成方式
周波数: 83.5 kHz(81.5~85.5 kHz 選択可)
レンジ: 50、100、200、300、400、500、600、700、800、900、1000、1100、1200、1400、1600、2000 m - 表示:
画素数: 1280 x 1024 (SXGA)
表示色: スキャン映像 32色、マーク 6色
方位表示: Head-up、North-up、Course-up(外部センサー必要)
付加機能: 干渉除去、エコー平均、ノイズリミッタ、信号レベル、自動追尾、自動格納、魚群アラーム 等 - 送受信部:
パルス幅: 0.5~20 ms - ハルユニット:
上昇/下降時間: 7 秒(400 mm)、10 秒(600 mm)
許容船速: 20 kn(上昇/下降時 18 kn)
送受波器ストローク: 400 mm または 600 mm - 電源:
プロセッサユニット: DC12–24V: 4.0–2.0 A
送受信ユニット: DC24V、最大 7.2 A
ハルユニット: DC24V、最大 10 A - 環境:
温度: プロセッサ/送受信部 -15°C~+55°C;送受波器 -5°C~+35°C;ハルユニット 0°C~+55°C;操作部/リモコン -15°C~+55°C
相対湿度: +40°C にて 93% 以下
防水性能: 送受波器 IPX8;操作部 IP22(卓上)/IP25(埋込);ハルユニット IPX2;リモコン IPX4(FSV-854-MK2)/IP56(SCU-001);小型スイッチボックス 前面 IP56 / 背面 IP22